ラクダはラマや、アルパカの仲間である。◎かxか?
ラクダはラマや、アルパカの仲間である。◎かxか?
答え・・○
ラクダ(らくだ 駱駝)は、哺乳類・ウシ目(偶蹄目)・ラクダ科・ラクダ属 Camelus の動物の総称であり、ラクダやラマなどが含まれています。
ラクダの胃は、2室に分かれている。◎かxか?
ラクダの胃は、2室に分かれている。◎かxか?
答え・・×
蹄類(牛など)の多くは4室の胃をもっていますが、ラクダには第3の胃と第4の胃の区別がほとんどなく、退化してしまって、実質3室の胃を持っています。
また、第1の胃の外面に多数の水泡があって、ここに水を5~6リットル蓄え、水の乏しい砂漠の旅に順応することができます。
ラクダの鼻は、密閉することができる。◎かxか?
ラクダの鼻は、密閉することができる。◎かxか?
答え・・○
砂塵や吹雪から守るため、鼻の穴を完全に閉じることができます。また、目は長い睫毛(まつげ)と二重のまぶたで保護されています。
ラクダの中で、もっとも発達しているのは視覚である。◎かxか?
ラクダの中で、もっとも発達しているのは視覚である。◎かxか?
答え・・×
ラクダの感覚の中で、もっとも発達しているのは聴覚で、砂嵐や吹雪を予知する能力も持っています。また、嗅覚も非常に鋭くて1マイル先にある水や、草をもかぎ当てることが出来きます。
ラクダは汗かきである。◎かxか?
ラクダは汗かきである。◎かxか?
答え・・×
体温調節の役割をはたす汗をラクダはほとんどかきません。そのかわり背中のこぶが断熱材としてラクダの体温が日射によって上昇しすぎるのを防ぐ役割を持っています。
さらに水の摂取しにくい環境では、通常は34~38度の体温を40度くらいに上げて、極力水分の排泄を防ぎ、その体温を維持することが出来ます。夜には元の体温(34~38度)へ下げます。
野生のヒトコブラクダは中国などで見ることが出来る。◎かxか?
野生のヒトコブラクダは中国などで見ることが出来る。◎かxか?
答え・・×
ヒトコブラクダ(南方形態)西アジア、北アフリカ、アラビア、オーストラリア
野生個体群は絶滅しています。ただし、オーストラリアで野生化したラクダをみることはできます。
現存しているヒトコブラクダは全て家畜、家畜から野生化したものとなっているといわれています。
フタコブラクダ(北方形態)中国、 モンゴル、中央アジア、ゴビからイランなどに生息し、野生のラクダがゴビ砂漠で確認されていますが、その個体数は、世界中で800頭しかいないとされお り、、野生のフタコブラクダは2002年に、国際自然保護連合(IUCN)によって絶滅危惧種に指定され、レッドデータリストに掲載されています。
ラクダは側対歩(同じ側の前足と後ろ足を同時に上げる歩き方)で歩く。◎かxか?
ラクダは側対歩(同じ側の前足と後ろ足を同時に上げる歩き方)で歩く。◎かxか?
答え・・○
他の偶蹄目の動物と同様、ラクダは側対歩(交互に同じ側面の前後肢を出して歩く)をします。キリンなども同じ歩き方です。
背中のこぶの中には、水が入っている。◎かxか?
背中のこぶの中には、水が入っている。◎かxか?
答え・・×
乾燥につよいその生態から、こぶの中には水が入っていると言われていますが、実際に入っているのは脂肪。
皮下脂肪がほとんど背中に集中したような構造で、体温調節やエネルギーの備蓄場所となっています。
ラクダは必要な水分を、血液中に蓄えているとされていて、一度に80リットル、最高で136リットルもの水を飲み、その水は血液中に吸収され、大量の水分を含んだ血液が循環することで、水分を摂取せず、数日間、耐えることが可能です。
体の水分が25%失われても耐えることができる。◎かxか?
体の水分が25%失われても耐えることができる。◎かxか?
答え・・○
人の場合、体の10%の水分が失われると生命に危険な状態となりますが、ラクダの場合25%が失われても生命を維持することが出来ます。